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2023年2月28日

令和4年度 専修学校リカレント教育総合推進プロジェクトの事業報告について

 本学園は文部科学省の委託を受け、令和4年度「専修学校リカレント教育総合推進プロジェクト~福祉人材リスタート教育事業~」に代表機関として取り組みました。
近年、沖縄県においても福祉を担う人材不足が課題としており少子化に加え、福祉職を目指す若い世代が減少し、介護福祉士や保育士の人材確保が年々厳しくなっている現状があります。
そこで、本事業においては、就職氷河期世代と言われる30代から50代の方々に、再度学ぶ機会を提供することで福祉の仕事への興味と、新たにチャレンジする勇気を後押し、福祉人材の確保・充実に繋げていきたいと考えております。

 令和4 年度の本事業では、「就職氷河期世代向けリカレント教育プログラム」の開発のため「福祉人材の継続的人材確保に向けた市場調査」を行い、調査を基に令和4 年度版就職氷河期世代向けリカレント教育プログラムのカリキュラム及びシラバスを作成し、「福祉リカレント短期講座」の講座を実施・検証しました。就職氷河期世代(概ね30代~50代)を対象にした福祉リカレント短期講座では、無資格だが介護系に転職を希望する人をターゲットとし、「就職マッチング型ステップアップ短期講座」と保育現場から離れている方を対象に保育の最新事情を学べ保育業界に戻るための「保育リカレント短期講座」を開講しました。

 「介護職への就職マッチング型ステップアップ短期講座」は未経験者や介護福祉士資格を保持していない人が対象のため、新しい学びや新しいことへの挑戦できるように、福祉基礎講座をはじめ、就業体験の実践講義、人間関係構築スキルなどの構成でカリキュラムを構築しました。
「保育リカレント短期講座は資格保持者」が対象のため、保育業界に戻ってもらう事を目的に、新しい保育実践として、保育の最新事情、保育ICT、人間関係構築スキル、就業体験の実践講義などの構成しました。

 今回の事業を通して介護・保育の専門性の高い学び直しは必要であると再認識しました。令和5 年度以降も介護・保育の人材確保を目的に、リカレント教育の特徴を活かした、魅力あるカリキュラムを整備し、教育実践を重ね、福祉人材教育リカレントプログラムの開発を行い、福祉人材不足解消に繋がる事業を検討していく予定です。

【令和4年度 福祉人材リスタート教育事業成果報告書】

https://ooba-gakuen.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2023/06/ooba-04hokokusyo.pdf

【令和4年度 福祉人材リスタート教育事業報告動画】
 https://youtu.be/p9tofmMdZfA

【令和4年度 福祉リカレント短期講座 教材動画】

 https://youtu.be/0bYgi5kbAgg 

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